2016年3月27日(日)10:00 〜 12:30

自律的に読み、考え、表現する授業へ ー留学生に求められる日本語力をつけようー

[主催] 特定非営利活動法人 日本語教育研究所  [協力] 株式会社アルク
講師
山中 みどり(NPO法人日本語教育研究所会員)
小野 恵久子(日本国際協力センター 非常勤日本語講師)
遠藤 千鶴 (アジア学生文化協会日本語コース 非常勤日本語講師)
大久保 伸枝(帝京大学T-SAC 日本語予備教育課程 非常勤日本語講師)
いま大学で求められている日本語力とは何でしょうか?私たちの普段の授業を振り返りつつ、大学での日本語力をつける準備段階として読解授業ではどんな力を養ったらいいのか、読解教材には何が求められているかを考えます。さらに、『話す・書くにつながる日本語読解』を使ってどんな授業が出来るのか、授業の進め方を講師とともに考えます。

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■内容■

● いま大学で求められる読解力と実際の読解授業との関係
● 目指すべき読解授業のあり方 − 自律的な読みとは何か
● 『話す・書くにつながる日本語読解』 を使って、どのような授業ができるか


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読解教材作成グループ■

私たちは同じ職場の有志の集まりです。スキルアップのための勉強会を継続し、主に、読解授業とは何か、読解と作文とをどう結びつけるのか、そもそも「読解」とは何かなど、論文を読んだり、既存のテキストの教材分析をしたりなどの勉強会を重ねてきました。その過程で自ずとテーマが絞られ、あらたな視点からの読解教材作成を目指して試行錯誤し、『話す・書くにつながる日本語読解』作成にいたりました。