2018年2月17日(土)13:30 〜 16:00

敬語で課題解決 −『新・にほんご敬語トレーニング』を使って−

[主催] 特定非営利活動法人 日本語教育研究所
講師:金子広幸氏
 敬語の知識を一通り習い、練習を完璧にこなしても、使えるようにならない学習者たち。学生だけでなくビジネスパーソンのように差し迫った状況があっても、現実場面での「敬語で成功!」は難しいですね。そんなときどうしたらいいでしょうか。解決のヒントは、学習者各個人が現実にぶつかっている問題そのものにあるのではないでしょうか。 2017年に行った講座に引き続き、今回は実在の学習者が現実場面で経験した課題解決を例にとりながら、教師の関わり方、次の課題の設定などを模索します。
(配布用チラシはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■内容■

1. 敬語クラスで行われている活動の流れを簡単に紹介します。
2. 実在の学習者が、教科書で学ぶことを出発点にして、現実場面で経験した課題解決を紹介します。
3. 改めて教師の関わり方を振り返ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■講師紹介■

金子広幸氏: 
1987年から台北で日本語教師を始める。
台湾台北・東京の日本語学校、養成講座などで勤務後、日本大学、東京大学、現在、法政大学、桜美林大学で、非常勤講師として勤務。主に初級文法総合クラス、口頭表現のクラス、敬語クラス、アカデミックプレゼンテーションクラスを担当。
また、2014年より公益財団法人、神奈川県国際交流財団 神奈川国際ファンクラブ カナファンステーションで相談業務( 045-620‐5940 不定期火曜日)、地域のボランティア日本語支援の場でも、講演活動。ほか東京日本語ボランティアネットワークのニュースレター(http://www.tnvn.jp/)で連載中。
著作:『新・にほんご敬語トレーニング』 2014年3月改訂版
   『人と人とをつなぐ 日本語クラスアクティビティ50』 2005年(クラス活動のヒント集)
   ともにアスク出版 刊