2015年4月26日(日)10:00〜12:00

NIEを活用した日本語授業の紹介〜
『NIE(Newspaper in Education)実践ワークブック 新聞で身につく日本語力』を使って〜

講師:宮 弘美 氏(東京国際大学付属日本語学校講師・NIE担当)
 新聞を使った日本語授業といっても、「何を、どのように」学んだらいいのか、また、教えたらいいのか、学習者も、教師も不安ですよね。それは、NIE授業の全体像が見えないからです。これまで何回か NIE授業のワークショップを行い、具体的な新聞活用例を紹介してきました。今回はNIEを実践してみたいと言う教師のみなさんのお声に応えるべく、授業の全体像が把握できるよう、基本的内容を1冊のワ−クブックにまとめてみました。学習者が自律学習しやすいようにスクラップブックも兼ねています。また、教師のみなさんの授業準備負担を少しでも軽くできるようプレタスクを入れ、新聞独自の知識等の説明も盛り込み、どなたでもNIEに取り組みやすい構成にしました。
新聞が好き、新聞を授業に取り入れたい、NIE授業に興味がある、という日本語教師のみなさん。『NIE実践ワ−クブック』を使って、簡単で楽しく日本語授業をしてみませんか。

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■内容■

●NIE授業の特徴と『NIE実践ワークブック』――活動型自律学習を目指して
新聞という教材/スクラップしよう/カリキュラムの作り方/新聞の読み方・意見の書き方/教師の役割
●『NIE実践ワ−クブック』の使い方
 1.基本編・・プレタスクとスクラップ活動
 2.応用編・・コメント活動・制作活動
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■宮 弘美 氏■

東京国際大学付属日本語学校に勤務。 記者経験を持つ異色の日本語講師。現在同日本語学校のNIEチームリーダー。日本語教育学会、日本NIE学会に所属。「NIEで学ぶ日本語・日本社会」(2011)はじめ、NIEに関する学会発表多数。日本語教育へのNIEの普及に努めている。
著書:『NIE実践ワークブック 新聞で身につく日本語力』(国書刊行会)